鳥取予備校
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合格体験記

 
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84件中 25 - 32 件を表示


東京学芸大学 教育学部 A類・社会学科
N.S.さん 鳥取西高校


私は高3の夏休みから本格的に受験勉強を始めました。遅めだとは思いますが私なりにいろいろやってみたので少しでも参考になれば幸いです。
〇古文
私は、全く古文単語を覚えておらず、夏休み前でなんとなく、雰囲気で読んでいました。さすがにそれでは、センターの古文など読めるわけがなかったので、学校で購入した古語単語帳を毎日読むようにして、徹底的にやりこみました。なので、私の場合は、わざわざ新しい単語帳を買いませんでした。古語単語は350語ぐらい覚えたら大体の古文は読めるようになります。
ちなみに私は予備校で国語の授業をとっていて、授業中に質問をふられたら、積極的に答えるようにしました。人数が少なかったからできたことかもしれませんが、たとえ答えに自信がなくてもはりきって答えました。そのおかげで知識の確認ができたし、間違えたところは2度と間違えないようにしようと思って復習することができました。
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〇英語
英語は本当に嫌いで、まともな勉強をしておらず単語も全く覚えていませんでした。そのため、とりあえず単語を覚えるために夜ねる前と朝おきた直後にターゲットの1セクションを見ることを習慣にしました。このおかげで長文がなんとか読めるようになりました。私大を受ける人は単語力はかなり重要だと思うのでがんばりましょう。また私は自分なりの勉強方法が1つもなかったので、例えば予備校の授業で確認したり復習するように勧められたことを一生懸命やりました。私大はとにかく過去問を解いて形式に慣れるようにしました。

〇社会
もともと好きな科目だったので頑張ることができました。といっても私は政治・経済が苦手だったので分からないところは随時先生に聞きに行くようにしていました。また国公立大学の二次試験で社会が必要だったので予備校の先生に添削をしてもらいました。センター試験のマーク問題とはちがって二次試験は100~300字を書かせるような記述問題があってとても難しいし大変でしたが、先生がおもしろくて丁寧な添削をしてくださったのでなんとか乗り切ることができました。

最後になりましたが、受験期で一番つらいのは気持ちの部分です。成績がのびなかったりして悩むし、必ず1回は模試の成績は大きく下がります。とても悲しいし、イライラするけど落ちこまず気持ちの切りかえが大切です。友達と話したり話しやすい予備校の先生に不満や愚痴を言いましょう。一番だめなのは気持ちをためこむことです。嫌なことは全部はきだすと気持ちは落ち着きます。
この先大学受験よりつらいことはありません。割り切って最後の最後まで納得いくまで勉強しましょう。

その他合格校
関西学院大学 法学部 政治学科
鳥取大学 地域学部 地域学科・地域創造コース
N.H.さん 鳥取東高校


僕は3年生の夏休み明けに鳥取大学を受験することを決め、無事現役合格することができました。ですが3年の途中、模試を解いていくうちに基礎的な内容を間違えることが多々あり、「なんでもっと早く勉強してこなかったんだ。」と強く後悔したものでした。それに気づいた時期には国語や英語といった主要教科はほとんど伸びず、特に英語に関しては、模試や過去問を解いていて、そもそも時間内に問題を解ききれないことがほとんどでした。(受験生としてはありえないレベルです。時間内に問題を解ききる練習は1、2年からしておいた方が絶対にいいです。)
こんな僕のアドバイスなんて信用できないと思う方も多いかもしれません。できれば僕の合格例は「成功例」ではなく「失敗例」と捉えていただければ幸いです。
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〇学習環境について
勉強に集中できる環境は人それぞれですが、「家では集中できない!」という悩みを抱える人は現役生の中にも多いと思います。僕は家でできないタイプだと早めに分かっていたので、高校や鳥取予備校の自習室を活用して勉強していました。家には娯楽が多くて集中できないという人には自習室の利用はオススメです。また友達と一緒に自習室に通う約束をすることで、勉強をサボりにくくなり、何より対抗心や危機感を燃やして勉強することができます。

〇英語
僕は文系ですが、正直英語がとても苦手で、模試では5~6割しかとれなかったです。1つだけ自信を持って言えるのは「単語やイディオムは常日頃から暗記しておくべき」ということです。1日に30個~50個のペースで覚えたり、友達とクイズ形式で問題を出し合ったりと、1、2年の段階で暗記すべきだと思います。
3年になってからは時間に余裕がなくなることを見越して、英語はどの科目よりも早く対策を始めるべきです。間違いなく。長文演習にたくさん時間をあてるためにも、単語暗記は最優先事項ではないでしょうか。

〇国語
現代文に関しては、ひたすら数をこなして力をつけていくしかないと思います。「しかし」「つまり」等に注目して、文章の主題を理解できるようになれば、高得点への近道になります。
古典では、英語と同様に、単語や文法を理解することから始めましょう。特に古文の助動詞は普段から口に出して覚えておくべきです。1年のときには軽く見られがちで勉強する人が少ない助動詞ですが、古文の問題を解く上で土台となります。僕も遅いですが3年の夏休み終わりには大体頭に入っていたので、古文の問題がそれからグンと解きやすくなりました。

〇社会(日本史、現代社会)
僕は社会は得意科目でしたが、模試や過去問の間違えたところを中心にノートに重要事項をまとめたりしていました。またどうしても暗記が苦手な人は、用語がまとめられて分かりやすい参考書を買ってみるのもありだと思います。日本史が苦手だった僕の友人の多くが、そのおかげで20~30点近く点数を上げています。

〇理科(生物基礎、化学基礎)
僕は2年のとき理科基礎が苦手科目で、当時は勉強にやる気も出ず、「国数英だけで精一杯なのに理科なんてやってられない」という心境でした。ですが3年になって計算式や法則、用語を理解するようになってから、理科基礎が一転して僕の得意科目となりました。
生物基礎も化学基礎も覚えることは社会科目に比べて圧倒的に少ないです。文系のみなさんは理科基礎を捨て科目と思わず、むしろ得点源の1つにしましょう。

稚拙な文章を長々と書いてしまい、申し訳ありません。
僕はとにかく自分に甘くて家ではろくに勉強できませんでしたが、学校や鳥予備の自習室に通い始めてから学習習慣が身につくようになりました。勉強への意欲がどうしても出ない人たちには、まず僕のように自習室に通うことが効果的だと思います。
センター試験がなくなり共通テストを受けることになる皆さんですが、継続的な努力が実を結ぶことは、試験形式が変わっても同じです。
皆さんが志望校に合格できることを願っています。がんばって下さい!
大阪市立大学 文学部 人文学科
N.A.さん 鳥取西高校


恐縮ですが、自分の高校生活を回想してみて、受験に関して思ったことや感じたことをいくつか書いてみたいと思います。
一、二年生の頃は、基本、学校の授業を中心に勉強に取り組んできました。とりわけ熱心に勉強に打ち込んでいたわけではありませんが、授業中には先生の話にしっかり耳を傾けて、課題や小テストには、それなりに真面目に取り組んでいました。定期的に行われる小テストを疎かにしなかったことで、気がつけば単語帳を何周かしていて、自然とある程度の単語や基本事項が身についていました。こんな感じで、日々の学習習慣も身についていたのではないかと思います。
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三年生になっても、授業中心というスタンスは変えませんでした。そしてこの頃から鳥取予備校に通い始め、予備校の先生方にたくさんお世話になりました。予備校の授業では、試験のポイントとなるような重要事項について、先生方がわかりやすく教えてくださったので、書き留めて復習し、できる限り演習で生かせるように意識していました。また、二次試験直前の添削指導では、申し訳なくなるくらい手厚く、丁寧なご指導を頂きました。一つ質問すると、その何倍もの答えを下さり、自分の苦手箇所だけでなく様々な知識を吸収できました。一番大きかったのは、解き方のコツがだんだんと掴めるようになったことだと思います。
次は各教科(英・国・社)の勉強の仕方について書いてみようと思います。数・理については割愛させていただきます。

○英語
語彙や文法は、学校指定の、「ターゲット1900」や「ネクステージ」をくり返しやって、長文演習で出てきてわからなかったものは、書き出して何回か見るようにしていました。長文読解に関しては、私自身最初は半信半疑でしたが、音読をするようになってから、スムーズに読み進められるようになりました。個人的に、英文の音読は本当にやって良かったと思います。

○国語
現代文は、「得点奪取 現代文」という参考書を使用していました。文章を読み解くのが苦手で、長い文章を見るだけで嫌になっていたのですが、この参考書は文章がそこまで長くないのに、記述のポイントや重要語句がしっかり学べました。過去問ばかりで息づまったときにも、立ち戻って解いたりしました。古文に関しては、原義や漢字を意識しつつ、古語の主要な意味を確実に覚えることが大切だと思いました。

○社会
日本史に関しては、教科書は必要最低限の事柄しか書いておらず歴史の流れが掴みにくいと感じたので、動画サイトの授業映像や、学校の図書館で借りた歴史マンガなどを大いに活用しました。また、授業中に先生がおっしゃった細かい情報や小話もノートに書き込むことで、復習の際に授業風景が思い出され、様々な情報を、つながりをもった知識として定着させることができました。

最後に、自分がやりやすければ、どんな受験勉強の方法でも良いと思います。私は、気張りすぎず、眠たいと思ったときには開き直って寝たり、休憩したりしていました。机に向かってカリカリするだけが受験勉強ではないと思いました。また、私自身進路を決めるまでに紆余曲折ありましたが、その度に、予備校の先生方が親身になって相談に乗ってくださいました。人見知りで、学校の先生に聞くのも躊躇してしまう私としては、大変心強かったです。お世話になった先生方、本当にありがとうございました。

その他合格校
同志社大学 総合心理学部 総合心理学科
京都産業大学 現代社会学部 現代社会学科
京都大学 医学部 医学科
匿名希望さん


私は鳥予備の授業も、先生方も、自習室も大好きで、3年間鳥予備で充実した日々を過ごしました。そこでこの合格体験記では、一鳥予備生からみた鳥取予備校をご紹介したいと思います。
鳥予備で最も多くの時間を過ごしたのが自習室です。私は長期休暇には毎日、お弁当をもって朝7時から夜10時まで1A教室で勉強し、平日も学校の後に閉館時間まで勉強していました。家でも勉強はできるのですが、鳥予備の自習室は周りのみんなが勉強モード。モチベーションも集中力も上がります。分からないところがあるとき、すぐに職員室の先生に質問にいけるのもありがたかったです。鳥予備の先生方はいつもわかるまで丁寧に教えてくださったので、疑問を必ずその日のうちに解決できました。
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授業は主に個人授業でお世話になっていました。個人授業だと自分のペースで勉強できるうえ、一秒たりとも無駄にせまいと一生懸命になれます。坂下先生には1年生の頃からお世話になり、英語は私の得意科目となりました。坂下先生の授業は本当にすばらしいです。数学では鈴木先生にお世話になり、京大二次の数学を攻略するための演習を確実にしてくださいました。
普段の授業に加え、長期休暇や入試の直前には短期講習があります。テーマごとに細かく分かれた多くの講座が用意されているので、自分に足りない分野を選んでピンポイントで補強できました。私はセンター試験対策の古文や英語発音などを受講したのですが、3、4日間1講座で自分の苦手を解消でき、実際本番では講座を受講した分野の大問で満点を取ることができました。
そして鳥予備にきてよかったと思ったもう一つの魅力が、定期的にある進路懇談です。本やネットでは得られない現実的な受験情報を教えてもらい、1年生のときから明確な目標と方針をもって勉強することができます。科目ごとの先生を紹介していただいて勉強法を相談したこともあり、受験勉強を進めるうえで大きな支えとなりました。
3年間を振り返って、鳥予備で受験勉強を様々な面からサポートしてもらいました。先生方には感謝しかありません。本当にありがとうございました!
京都大学 理学部 理学科
K.K.さん 鳥取西高校卒


何が皆さんのお役に立つか分からないので,とりあえずいろいろ書いてみます。
まず日々の授業では,私は先生の言ったことを何でも書き留めておきたい人なので,たとえ分かっていることであってもほぼ書いていました。頭の中で思うよりも書いた方が記憶に残りやすい感じがするのと,書いた字を見ているので,「あのときあの辺に書いたよな」と映像として思い出せると思います。また見返しも可能です。実際に,前にもあったなと高校時代のノートを見たりもしました。あと,分からないことはすぐに調べて納得して,自分のものにしましょう。
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そして,私は授業が終わると家に帰って勉強していました。家で勉強する利点は,周りを気にせず勉強できることと,家には自分が持っている全ての教科書やノートが置いてあるので,すぐに調べられることだと思います。また,ご飯を食べる時にテレビを見て笑うことが息抜きだったかなと思います。ただ,テレビの誘惑はとても強いので気をつけてください。
私は高校時代にできていないと思うことが多くあって,それを浪人中に片付けていこうと思っていました。理系教科の勉強も足りてなかったし,英語も中学の知識で止まっている感じがして,何にしても自信が無かったです。なので,授業で習ったことは全て頭に入れる気で臨んでいました。私は問題を解くのに時間をかけてしまうので,予習で手一杯になることが多かったですが,時間があるときに,特に不安な教科は復習を欠かさずにし,問題集をやっていました。夏までは基礎,それ以降は難しめの問題もという感じです。基本授業中心で,問題集も授業で使うものや高校時代のものを使っていました。そして何より,私は問題を解くのが遅いのが問題で,これを解決するには,やっぱり演習を積むことだと思います。それにより時間内に解けたという経験を積んだり,即座に書いた自分の解答に自信が持てるようになることが大切だと思います。また,問題を解くときに苦手意識があるだけでブレーキがかかる感じがするので,自信を持つことは重要です。高校時代に受けた模試をもう一度解いて,当時の自分の解答と見比べたりすると,この浪人中に身につけたものが実感できたりします。
人それぞれの勉強の仕方があると思うので,参考程度にしてください。周りのペースに流されず自分を信じて勉強を進めていけば,確実に力になっていくはずです。大丈夫!最後に,自分を励まし支えてくださった周りの全ての人々に感謝です。

その他合格校
同志社大学 理工学部 機能分子・生命化学科

九州大学 薬学部 創薬科学科
M.K.さん 鳥取西高校


僕が受験期を通して大切だと思ったことを皆さんに紹介したいと思います。

①計画を作る
時間は有限で漠然と過ごしていたらあっという間に過ぎてしまいます。そうならないためには長期の計画、それに合わせた短期の計画が必要になります。長期の計画と言うのは例えば月単位でどのような勉強をするのかということです。これを作るといかに時間がないかということが分かると思います。計画を立てるときに参考にしてほしいのが、センターの勉強を始める12月までに第一志望(+中期受ける大学)の赤本をしておくことです。センター後は思ったより時間がなく、二次試験の形式になれるのには心もとないです。また自分もでしたが、ある程度の人がセンター後志望を下げるので無駄になるように思われるかもしれません。しかし、学習としてテスト形式は集中しやすく効果的である上に、変更後の志望先の問題と中身を比べたときにもかなり心に余裕ができるのでメリットが大きいと思います。それと、短期の計画についてですが達成できそうな設定にするのが良いです。あまり無理な設定をすると途中で必ず燃え尽きます。
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②志望校決めについて
最初は高めに設定するのが先ほどといったようなメリットがあるのでお勧めです。しかし出願をするときにはよく考えてほしいです。それぞれの人に絶対受けたい大学がある、浪人できないなど様々な考え方があるので、周りを気にせずとにかく自分の納得いく進路を選んでください。進むのも退くのも勇気がいることだと思います。
③予備校の利用
僕は予備校で勉強の習慣を作りました。1、2年のときは、学校の課題以外で唯一の学習時間であり能動的な取り組み方ではなかったですが、予備校に通うことで最低限の学習時間は確保できたと思います。また、3年になってからは自習室に通い長時間勉強をする習慣を作りました。さらに夏は学校もなく手探りで勉強をしがちですが、夏期講習などを利用して、求められる進度を把握できました。受験で危険なのは過度な自己流に陥ることであり、先生方にお話を聞いて学習に取り入れることは大事になると思います。
④精神面
直前期には誰もが不安になりますが、自分は友人たちと心の安定を保ちながら生活していました。例えば試験直前は学校裏の神社にお参りして、前夜には長電話をしていつもの気持ちを作り試験に臨むようにしていました。受験は決して1人で乗り越えられるものではないので、支え合いながら頑張りましょう。
最後に
受験は大変ですが、皆さんの思い描く進路に向けてがんばってください。応援しています。

その他合格校
慶應大学 薬学部 薬科学科
自治医科大学 医学部 医学科
S.S.さん 鳥取西高校卒


二浪した自分の経験を踏まえて発言します。今年で合格するため全力を尽くし,浪人を重ねないでください。 勉強方法 全体を把握→細部を埋めていく を意識しました。
①模試等で苦手な問題の属する分野を確認
②その苦手分野全体がざっくりまとめてある問題集(数学なら『1対1』)を,その分野だけやり込む
③その分野のパターンが全て網羅されている問題集(数学なら『Focus』等)をその分野だけやり込む
という流れで全教科勉強しました。全体→細部という順だと,元々知っていた全体的な知識に細かい知識をつなげていくので,記憶に連鎖的に残りやすいです。②で全体を掴むことは全ての土台になるので,間違えた問題に印をつけ,解き方やそう考える根拠を説明できるようになるまで繰り返します。
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英語:
 長文は現代文と同様に,筆者が伝えたいことは何なのか,ただそれだけを考えて読みました。そのため,各段落を読み終える度に要約メモをとりました。英語だと筆者が1つの段落で伝えたいことは,その段落の1,2文で書いてあるので,慣れれば意外とできるようになるようです。思考が乱されるので,問題に答えることは(瞬殺できるもの以外は)後回しにしていました。授業の度にここまで読み込むとかなり復習時間がとられますが,文章把握力という何事にも欠かせない力を磨く良い機会になります。
 文法は頑張るしかないです。自分は『英文法の核』という参考書を読んでから授業を受けていました。授業はどうしても文法問題の解説時間が多くなるので,そもそもなぜそんなルールになってるのかを教えてくれたこの参考書は重宝しました。
 英作文は,例文で覚えてフレーズを使いまわしました。『ドラゴンイングリッシュ』や『〇〇大の英語△年』の英作文のページ等,覚えるべきものはかなり多いので,早めに暗記に努めた方が良いかもしれません。添削必須。自由英作は小論文と同じで,「主張→理由→理由の言い換え」等といった小論文の型を覚えるだけです。後は例文で覚えたフレーズを使えばそれで済みます。添削必須。
 英語は伸ばし方が分かりにくいですが,自分は上記の方法で力をつけました。これには当然,単語力,熟語力も含まれているので,『ターゲット』と『ジーニアス』は7月までに2周しましょう。
数学:
 8月までは『1対1』だけやりました。この時点で,記述模試で解けない問題は無くなります(時間に間に合えば)。9月からは『上級問題精講』を解いて,分からない問題に出会う度に『1対1』や『Focus』を見返しました。数学は自分にとって少しレベルの高い問題に挑み,これはあのパターンとこのパターンの組み合わせだ!と見破ることで力がついてくる(パターン習得は必須)気がします。自分にちょうど良い問題集を見つけてください(自分には授業も『上級』もレベルが高すぎて苦労しました)。また添削を頼む時は,あらかじめ解きたいレベルを伝えておくことをオススメします。
 センターは,求めさせたいものに向けて誘導していくものなので,最終的に何をさせたいのか掴むことや,読み飛ばしがちな空欄が含まれていない行こそが大切だったりします。
物理:
 理解するよりも,まず解けることからスタートする代表科目です。自分は現役時に『物理のエッセンス』という講義書を読んでいたので,『名門の森』という問題集を「1ヶ月で力学を終わらせる」等の目標を決めて解いていました(受験物理は『名門の森』を完璧にすることで制覇できると言っても過言ではない気さえします)。また,授業では入試問題でパターンを押さえてくれるので,かなり力になると思います。これらで力をつけた後,難しい問題やややこしい問題で練習して(問題は言えばもらえる)確実に得点する力をつければ,本番でも得点源になってくれます。
化学:
 距離感が掴みにくい科目です。分野ごとに「教科書+講義系問題集→基本的問題集(『リードα』や『セミナー』)→『重要問題集』→『標準問題精講』(または『化学の新演習』)」という流れでいけば,入試問題もほぼ解けるようになりますが,『化学の新研究』等で興味の赴くままにしていると,受験勉強から脱線することが多々ありますので気をつけましょう。覚えるべき化学反応式の多くは半反応式の組み合わせで導ける(フェーリング反応等)ので,暗記を減らす方法はぜひ自分で調べてみてください。無機・有機の理解には,理論化学の理解(特に化学結合や酸化還元)と難問の経験が欠かせないので,チャレンジする気持ちを忘れずに(授業でやってくれますが)。 現代文: センターは,主張と根拠だけ取ればなんとかなるようです。時間を計る時は余裕がなかったですが,練習では段落ごとにまとめ,設問に対して根拠となる部分に①  という風に,番号と線で印をつけて自分で答案を作る練習をしておきましょう。難関大の英語長文を解く時にこの力がないと非常に苦労します。
古文:
 単語帳で字義から学ぶのが良いと思います。授業をよく聞いて,復習で何にも頼らず全訳できるようにしましょう。対策が適当で本番で泣きました。
漢文:
 漢文構造を理解しましょう。そのためS・V・C・Oや副詞の見極めが必要で,結局単語を知っている方が圧倒的に有利です。自分は現代文と同じように,筆者の主張や理由,そしてこれらの言い換えや具体例を特定して分からない部分を補っていましたが,やはり分からない時は分かりませんでした。コツコツと一つひとつ着実に覚えていくことに異論はありません。
地理:
 自分に合う講義系参考書と資料集をまず見つけましょう。自分は参考書は『地理Bをはじめからていねいに』を2冊,資料集は鳥予備配布のとうほうのものと,帝国書院の『新詳 資料地理の研究』を使っていました。とうほうはイラストと文字のバランスが良く,帝国書院は情報たっぷりで読み応えがあります。それらを少しずつ読み進めて,10月から鳥予備配布の分野別センター過去問集をやりました。“日本において北西から吹く夏の季節風”といったNGワードを覚えて,素早く問題を解けるようになりましょう。
〇センターで高得点を目指す人へ
8割到達までは「苦手分野潰し」に尽きます。まず苦手分野の大問で満点をとることを目標にして,一つひとつ潰していってください。それ以降は「強い気持ち」と「ケアレスミスを減らすこと」です。数学で途中で手が止まった時,何もせず諦めたらそこで終わります。そこから「何かできないか?もう一度最初から読んでみよ・・・あ,ここ解答に関係ないから飛ばした・・・あぁー!」と気付くことができます(結局必要なのは,広い視野と出題者の意図を理解してくらいつく力)。
ケアレスミスは主に「①求めるものを間違える,②条件を見間違える」ことなので,①は出題者の意図は何?と自分に問いかけ続けること。②は条件部分にアンダーラインを引いて,後で分かりやすくする等々です。自分なりの方法を見つけてください。
浪人生活は,夏までにどれだけ基本問題で失点しなくなるか,そして秋の間にどれだけ本番を意識して勉強できるかにかかっていると思います。いろいろなものを参考にして,一生使える自分なりの勉強法を,この一年で確立していってください。最後に,丸二年間支えてくださった皆様,本当にありがとうございました。

その他合格校
名古屋市立大学 薬学部 薬学科

北海道大学 医学部 保健学科 理学療法学専攻
K.T.さん 八頭高校卒


タイトル 「一年間の過ごし方」
私は鳥取予備校での一年間の浪人生活の末に,第一志望である北海道大学に合格することができました。今回は私の経験をもとに,一年間過ごす上で大事だと思うことを記します。
1つ目はモチベーションの維持です。一年という時間は長いです。一年間ずっとモチベーションを高く保ち,勉強し続けることはとても難しいです。なので,ものすごく勉強のはかどるときもあれば,思ったように進まないときもあります。私自身そのようなときは,友人と食事に行ったり大学のパンフレットを見たり,休日を利用して勉強しない日を設けたりして息抜きをしていました。みなさんも自分なりに息抜きの方法を作ると良いと思います。
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▲たたむ
2つ目はメリハリです。私は勉強は予備校ですると決め,家ではほとんど勉強しませんでした。誘惑も少なく,また共に自習する仲間から刺激を受けられる予備校の自習室では,集中して取り組むことができました。人間の集中というものはそんなに長く続くものではないので,無理に自分を追い込まず,簡単に守れるようなルールを設定して取り組むことをオススメします。
3つ目は模試の活用です。一年間で多くの模試を受けると思います。模試について重要視すべきなのは,結果ではなく内容です。どのような結果であっても必ず解説を読み,自分のできなかった問題に何度も取り組むことが,弱点克服につながると思います。
以上3点が,私が一年間で感じた大事なことです。私はこの中でも,特に1つ目が大切だと思います。何の参考書を使おうがどのような勉強法をしようが,結局一番大切なのは,志望校に行きたいという強い気持ちだと思います。あまり上手く伝えることができず参考にならないかもしれませんが,鳥取予備校で浪人するみなさんの健闘を祈ります。