18歳人口減少に伴い、大学入試の難易度は全般的に下がっています。私立大学の46.5%は定員割れを起こしており、単純に「入れる大学」を捜すのであれば容易な状況です。その一方で、国公立大学前期の平均倍率は3倍を超えており、難関私立大学でも高倍率を維持しています。これらの大学入試においては、学力の拮抗した受験生による戦いという構図は変わらず、合格への強い意志と真摯な学習態度が合否を左右すると言えるでしょう。
大学受験を考えた場合、大学卒業後を見据えた大学選びを行う必要がありますが、現在リーマンショックの影響で就職難は厳しさを増しています。厚生労働省・文部科学省が発表した「就職内定状況調査」によると、2011年春に卒業を迎える大学生の12月1日時点の就職内定率は、1996年調査開始以降最低となる68.8%でした。既に2012年卒業予定者の就職活動が始まっている状況で、3人に1人は就職先が見つかっていないことになります。この現状を踏まえ、「入れる大学」ではなく、充実した人生を送るための「いちばん行きたい大学」を見据える必要があります。
いまこの文章を目にされている皆さんの中には、いままでの努力が実らず悔しい思いをした人も多いでしょう。ストレートに進学できず、一年無駄になってしまう、就職時期も遅れてしまう、と落胆している人もいるかもしれません。
しかしこの一年は、自分の人生のターニングポイントになり得る、自らの潜在能力を開花させワンランク・ツーランクアップの大学を目指せるチャンスの年とも言えます。

When written in Chinese, the word “crisis” is composed of two characters ― one represents danger, and the other represents opportunity.
John F. Kennedy

「中国語で書くと、『危機』という言葉は二つの漢字から成り立っている。一つは危険を表し、もう一つは好機を表す。」
ジョン・F・ケネディ

この一年が有意義なものになるか否かは、皆さん次第です。

さて、鳥取予備校は創立以来、本年で21年目を迎えます。毎年100名以上の高卒本科生の皆さんをサポートし、一定の実績を挙げてきました。
2011年センター試験結果は、昨年のセンター得点との比較が可能な生徒145名中、950点満点で200点以上アップした生徒は7名(最高は232点アップ)150点以上アップした生徒は累計31名、100点以上アップが累計89名でした。
もちろん、これらの成果は鳥取予備校本科生が日々努力した賜物ですが、鳥取予備校のスタッフを信頼し、「『いちばん行きたい大学』に必ず合格する」という確固たる決意を胸に秘め、一年間しっかり努力すれば必ずや栄光へ向けて大きく前進できることを実証するものと言えます。
鳥取予備校では皆さんの「夢実現」のため、微力ながら今年度も全力投球していきたいと考えています。
ともに栄冠を目指して頑張り抜きましょう。

<2011.1.24 記>
 鳥取予備校 校長   森田 研


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