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2023年度共通テストは、国語や英語リーディングの平均点は下がりましたが、数学の平均点が大幅に上昇し、5教科全体の平均点も上昇しました。「数学ⅠA」「日本史B」「生物基礎」「化学」「生物」など7科目が、過去最低点だった昨年度と比較すれば、大きな波乱はなかったと言えます。
大学入試の現状ですが、2016年より、入学定員の1.1倍を超える入学者を出すと、国が補助金をカットするという定員管理の厳格化を実施した結果、私立大学は難化していました。その定員管理が今年度入試より緩和されています。私立大学は昨年度入試と比べると易化しているはずです。一方国公立大学では前期の平均倍率は、昨年とほぼ同じの2.9倍です。第一志望の国公立大は3人に1人しか合格していないことになります。
大学受験を考えた場合、大学卒業後を見据えた大学選びを行う必要があります。厚生労働省が発表した「就職内定状況調査」によると、2023年3月に卒業する大学生の就職内定率は、2022年12月1日時点で84.4%でした。昨年度同時期よりは1.4ポイント、一昨年よりより2.2ポイント上昇し、コロナ禍以前の「売り手市場」に戻りつつあります。ただし、就職内定率は社会情勢、景気動向と深い関係性があります。みなさんが就職する時期の雇用環境は、これからの景気動向、世界情勢次第と言えます。ただし、どのような雇用環境であれ難関大学・上位大学の学生は就職に有利です。表向きには「学歴不問」とうたっている企業も多いですが、実際に早々と内定の決まっている学生は難関大学・上位大学に集中しています。このような現状を踏まえ、「入ることができる大学」ではなく、充実した人生を送るための「いちばん行きたい大学」を見据える必要があります。
鳥取予備校では毎年多数の高校生・高卒生が大学に合格しています。2023年は、高卒本科生が82名国公立大学を受験し、70名が合格しました。合格率は85.3%です。
鳥取予備校ではみなさんの「夢実現」のため職員一同全力でサポートします。共に頑張りましょう。