図書館で借りた本

 

 先日近所の図書館で、ゴーヤのレシピと林修先生の本を借りました。後者のタイトルは「今やる人になる40の習慣」という本です。「集中力を高める」という項目があったので、その一部を紹介します。

 

 林先生によると、確かに集中力は個人差が大きいようで、仕事柄、集中力がないことを悩んでいる生徒によく会うそうです。そういう生徒は決まって「自分は集中力がないんです」と自信満々に言い切るそうです。人間は、自分のイメージを実現しながら生きており、自分で「集中力がない」と言い切ってしまうということは、そういうイメージを自分で作っているということになり、それではなかなか集中力のある状態にはならないとのこと。

 一方、林先生から見て集中力があるなと思う生徒数名に聞いてみたら、驚いたことに彼らはすべて同じ返事をしたそうです。

 それは、

「集中力がない」という状態自体がよくわからない

 という回答だったそうです。つまり、彼らにとって、集中力があることはあまりにも当たり前であって、ないという事態そのものが想定しがたいという回答を得たそうです。

 「集中力がない」と悩んでいる方がいたら、まず自分にも集中力はある、そう思ってください、思い込んでください。ただ、その発揮の仕方がわかっていないだけなんだと。それがまずすべての出発点だそうです。

 では、どうやってそれを発揮させるのか?

 本来なら、生活のリズムの一定化を図ることが必要とのこと。つまり、起きる時間、寝る時間、食事をする時間、勉強をする時間といった生活の核をなす時間をある程度決めてしまうということなんだそうです。こうすることで、その時間になると身体が自然にそう活動してしまうという状況を作ることが有効だそうです。

 そして、実際に集中した時間をていねいに記録していくこと。ただこれだけだそうです。時間を意識することで、集中力を高めることができるのだそうです。

 具体的には、時計を目の前において計り、その結果、つまりどれだけ集中できたのかを記録していくそうです。最初は15分しかもたなかったとして、その結果にがく然としながらも、それを記録しておくことによって、次はその15分を基準に頑張るようになるものだそうです。たいてい、もう少し頑張ろうと17分、20分と、次第に集中力の持続する時間が伸びるそうです。

 これは過去の自分と競いながら今の自分が成長していくことにほかならず、記録するという行為には、こういう素晴らしい効果があるとのこと。結局、記録するということは、自分に向き合うこと。だから、問題が明らかになってその改善も可能になるということなんだそうです。

 

 かいつまんでの紹介のつもりが長文になりました…。つらい苦行とかではなく誰にでもすぐ取りかかれそうなことなんですね。なんとなくわかっていることでもここまで詳しく説明されると説得力がすごいと思いました。ポジティブな思い込みって大事なんですね。そして、時間を意識するとありました。本の返却期限がまさに今日なので、これから図書館へ返しに行きます。

 プランターのゴーヤの成長が待ち遠しい、ブログデビューの事務Yでした。

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